お医者さまとの結婚 Chapter:4
二年後を予定してお医者さまとの結婚を控えている育海です。
お医者さまの彼と知り合って、不条理な労働条件の仕事も
彼と会う楽しみのためにバリバリ(?)こなす日々。
季節は春を迎え、仕事はますます忙しくなっていたんだけど
彼は「それは仕方ないよ、シーズンなんだから」と寛容で♪
そんなある日、二人で街を歩いていたら彼の医者仲間でもある男性と
バッタリ会いました。
「彼女?」うわ、なんだか感じ悪っ!
「うん、おまえは何してるの?」
「医師の結婚情報サイトで知り合った女と待ち合わせ」
「へぇ~相変わらずだなw」
なんかイヤなタイプだな~この人。自信家っていうのかな、そんな感じ。
「なに、おまえこの子と結婚するの?」
え!?なに!?いきなり核心な質問!
「うん、そのつもりだけど」
えええマジで~?この展開、ありがとう自信家!
医者仲間と別れたあと、結婚のことを思い切って聞いてみた。
なんと結婚は本気で考えてくれてるみたい。
ただ、今すぐにという話ではなくて、ゆくゆくは…という感じ。
まだ私も二十歳だし、仕事もペーペーだし。
結婚するにしても何かをやり遂げてからにしたいな。
正直結婚してもできるだけ仕事を続けたいと思っているけど、
お医者さまと結婚したら、専業主婦っていうのがあたりまえなのかな?
ついこの間まで学生気分だったのに、いままで考えたこともない
「結婚」というものが、急に現実味を帯びて迫ってきた。
お医者さまとの結婚かぁ~。〈つづく〉